Hönliへハイキングに。


先週末、うちの裏にあるHönliに登ってきました。


登山ルートはJakobswegと呼ばれる
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のひとつ。

チューリッヒ州のJakobsweg。
Hönliは、コンスタンツからラッパースヴィルに抜ける
巡礼路の途中にあります。





この日は、晴れている上にフェーン風も吹いていて暑かった。


(でもこの日以外、ここしばらくずっと雨&曇りで
 暖房をいれるほど寒い…夏はどこへ!?)






私たちは、Sternenbergという小さな村からスタート。
このSternenberg(日本語にすると星山!)は
小高い山並みのてっぺんにある村です。



山の稜線に村があって
夜になると頭上には星と山しかない、ということで
この名前がついたとか。


少し前に『Sternenberg』という
この村の小学校の廃校をめぐるストーリーの映画が
あったそうですが、見た方はおられますか?
http://www.movies.ch/de/film/sternenberg/
予告編→http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/?_ts=1405254982



ちょうど、かつての小学校に通りがかりました。


いまは廃校になっていて
子どもたちはBaumaまでバス通学をしているそうです。






さてさて。
ハイキング、スタート。



スイスのたいていのハイキングは
牧草地の間を抜けていくところから始まります。


牧草地は花盛りでした。



オオバコ。



Scabiosaという、マツムシソウの一種。



花の蜜を吸いに、蝶々もたくさん飛んでいました。
これは、Schachbrettfalterという蝶々。
チェスの盤のような模様なのでSchachと名前についています。



草葉の陰では、ことにおよんでいるものたちも。






さぁ、森の中にはいっていきます。


木陰にはいると涼しくてほっとしました〜
坊主も帽子が脱げるのでうれしそう。




日陰には、また違った花が咲いていました。



Holunderニワトコの一種。



Türkenbundという、ヤマユリの一種。



このTürkenbund、シカの好物のようで
ときどき食べられちゃったものを見かけました。
写真の左側は、無事に実になっているけれど
右側はそっくり食べられています…



Glockenblumenカンパニュラの一種。
めずらしく淡い色合いで、桔梗を思い出しました。



Berg-Flockenblumeという、ヤグルマギクの一種。



Akeleienという、野生のオダマキの一種です。
スイスでも、よくお庭で園芸種のものを見かけますが
野生のものは初めて見ました。



花も妖精の帽子のようですが、実もなかなか妖精っぽいです。





と、母が花に夢中になっている間に
うちの坊主は…



てくてくと登っております。



途中、可愛いベンチがあったので休憩しつつ
大人の足で1時間の道のりの
8割ほどを自分で歩き通しました。



登り着くと、三角点には滑り台が!


ご褒美のように待ち構えていてくれた滑り台。
坊主は汗だくで滑りまくっていました。



そして、スイス名物のほんとうにどこにでもいる牛たち。





三角点のすぐ下にあるRestaurant Hörnliで
簡単なランチを食べて、帰ります。


帰りは下りなので早いはやい。



気温はますます上がっていました。








Sternenbergで見かけた、かわいい鶏小屋。


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