Aletsch アレッチに行ってきました 2


Heideエリカの一種。


今回は、いつも行く7月には見かけない
夏の終わりの花を見ることができました。






朝、シャレーの裏手にある山に雲がかかっていました。
この山の頂上付近にも氷河がくっついています。



雲海の上には青空が。


晴れの日の常で、朝は少し冷え込みました。
それでも、この前日は朝に雪が降ったそうで
それに比べたらまだまし!


少し厚着をして、ヴィラの食堂に朝ご飯を食べに行きました。
室内は暖かいので、食堂に入ったらヤッケとフリースを脱いで
出るときにはまた着込む。
着て脱いで着て脱いで、もう一枚脱いで、また着て。


こまめな着脱が山暮らしのポイントです。






身支度をして、出発です。



アレッチヴァルドをぐんぐん進みます。



アレッチヴァルドは世界遺産であると同時に
スイスの定める自然保護区域でもあります。



途中、漫画に出てきそうな可愛い毒キノコを見かけました。
今年はこのあたりも雨が多かったようで
キノコがたくさん生えていました。



そのうち、アレッチ氷河が前方に見えてきました。



坊主も相方(犬)と一緒なので、ぐんぐん歩きます。


片道3時間ほどかけてゆっくり歩いたのですが
その行程の3分の2くらいは自分の足で歩いていました。



相方に声をかけながら歩いていく坊主の背中を
少々呆然としながら見つめ
「犬…飼おうか…」と呟いては
「いやいや、いやいやいや」となだめる、ということを
旦那とくり返しました。


毎日の散歩とか…!
休暇中の手配とか…!
猫一匹と植物で手一杯だよ!
現実的に考えろ、オレたち!
と、お互いにカツを入れて我にかえり
それでも坊主と犬がお互いを気遣いながらあるく様を見ては
ぐらぐらと心が揺れる、ゆれゆれな夫婦。


そのうち、家族が増えているかもしれません…





氷河に向かって、岩場を少しずつ降りていきます。



しばらく降りると、氷河にぐぐっと近付きます。



ここから30分ほど歩いていくと…




氷河の下に!



真昼の光が入ってきていて、とてもきれい。


と書くと、いかにも私が行ってきたようですが
実はこのとき坊主が昼寝に突入していて
2人で氷河の脇にある池のそばで休憩していました。


なので、これは旦那が撮ってきてくれた写真。


氷河を目前に、触ることもなく帰ってきてしまった今年。
来年こそは坊主と一緒に触ろう!
氷河の上も歩こう!と思っています。




以前、氷河の上を歩いたときの日記
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20120702




登山靴に、アイゼンをつけて。



こんなクレバスの横も、のしのしと。



このときもいいお天気だったなぁ。


それでも、さすがに氷河の上は風が冷たかったので
ヤッケを着込んで長ズボンにはき替えたのを覚えています。



氷河の上の水たまり。
水が青かった。


こんな風景を、坊主と一緒に歩きたいなぁと思っています。





☆注意☆
氷河はどんどん溶けているので、ときどきで様相が変わります。
氷河に近付いたり、上を歩いたりする場合は
必ず、そのときの氷河の状態をわかっている人と一緒に
装備を整えて行ってくださいね。






帰り道、Gämseシャモアを見かけました。



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