冬です。。

スイスの冬は長く暗く寒く、なかなかつらいのですが
上にのぼると案外お日様に出会えます。

上にのぼるとは・・・つまり山に上るということ。


湖と山の国、スイス。

湖からの水蒸気が霧となって山の合間にたまり
街の上空にどんよりと厚い雲をつくってしまう代わりに

山に上ると、その雲の上に行けるのでお日様に会える
というわけです。

うーん、うまくできている。。


先日も、チューリッヒからほど近いアムデンという村で
思う存分日光浴をしてきました。
そこはだいたい標高1500m前後です。

周りを見渡すと
もちろんスキー&スノーボードに励む人もいるのですが

(今年は雪が少なくて
 もうちょっと高いところにいかないと十分な雪がないらしく
 スキー&スノーボード客は少なめでした)

のんびり雪の上を散歩したり
カフェの外に用意されたデッキチェアに寝そべったり
とにかく日光浴をしている人の多いこと多いこと。

毎日どんよりとした空の下で過ごしていたら
気分が滅入り、体調もなんとなくどんよりするのは
スイスの人も同じなんですね。

休日になるとたくさんの人が山に上り、ただただお日様を浴びて
日が暮れると帰っていくようです。


これも冬が暗く長い地域独特の
そして山の上まで公共交通網が伸びているスイス独特の
光景かもしれません。