秋の気配、濃厚。


秋晴れのある日
パラグライダーがどんどん飛び立つのを眺めていました。




旦那がブースを出しているイベントを覗きにいこうと
Adliswilからケーブルカーに乗ってFelseneggまで上がり
そこからUetlibergに向かって歩いていると



なにやら空が混雑しています。


坊主と「うわーすごいねー」と見上げながら歩き
(坊主は器用にやってのけていましたが
 私は何度かつまずいた…)
無事に旦那のブースにたどり着くと
たどり着いて早々「あれ見てごらんよ」と旦那。



すぐそばが、パラグライダーの飛び立つポイントだったのです。


ちょうどいい風を待って
待って待って待って
よし、いけるとなると即座にキャノピーを立てて
風をつかまえて、ふわ、ふわわと浮き上がり
時々木にひっかかったり、風が止まったりして
あわわ!となったりしながら
ぐしゃーっとキャノピーが崩れてしまって
また風を待つところからやり直しになったりしながら
ようやく、ようやく風に乗る。



ふわ、ふわわ。



ここまでくれば、大丈夫。



あらよっとー


いい風が吹き続けると、どんどん飛んでいくので

きれいに団子になったりしていました。


飛び立てたとしても、着地は!?
と思って下の方をよく見ていると
ずっと下の牧草地に、ふわ、ふわわと
上手に着地しているのが見えてひと安心。


考えてみれば、スイスは電線も少ないし
牧草地があちこちに広がっていて
降りるところには不自由しないはず。




いつまでも見ていられました。







またある日には
Sihlwaldの映画上映を覗きにいきました。
http://www.wildnispark.ch/erleben-sie-etwas/sihlwaldkino/


これは、かつて通っていたAletschのオープンエアシネマの
映写技師が関わっている映画会。
Aletschの映画会はなくなっちゃったけど
Sihlwaldでは続いているのです。


Aletschのオープンエアシネマの日記→
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20120626



このコンテナ1つに映写機も映画のフィルムも載せて
夏の間あちこち動き回っている、彼。
普段はLenkという小さな町の映画館の主です。



この日はder Kochの上映。



ほぼ満員でした。


この映画会に来ると
Sihlwaldの木々が色づき始めているのを見ては
いつも「ああ、秋だなぁ」としみじみするのがお約束。


私にとっての、秋のスタートスイッチの1つです。







秋の収穫も始まりました。
カボチャとリンゴ。



坊主の誕生記念で植えたリンゴの木。
まだ小さいのに、大きな実をつけてくれました。
食べてみたら、甘くジューシー!


秋の楽しみがまた増えました。




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Aletsch アレッチに行ってきました 2


Heideエリカの一種。


今回は、いつも行く7月には見かけない
夏の終わりの花を見ることができました。






朝、シャレーの裏手にある山に雲がかかっていました。
この山の頂上付近にも氷河がくっついています。



雲海の上には青空が。


晴れの日の常で、朝は少し冷え込みました。
それでも、この前日は朝に雪が降ったそうで
それに比べたらまだまし!


少し厚着をして、ヴィラの食堂に朝ご飯を食べに行きました。
室内は暖かいので、食堂に入ったらヤッケとフリースを脱いで
出るときにはまた着込む。
着て脱いで着て脱いで、もう一枚脱いで、また着て。


こまめな着脱が山暮らしのポイントです。






身支度をして、出発です。



アレッチヴァルドをぐんぐん進みます。



アレッチヴァルドは世界遺産であると同時に
スイスの定める自然保護区域でもあります。



途中、漫画に出てきそうな可愛い毒キノコを見かけました。
今年はこのあたりも雨が多かったようで
キノコがたくさん生えていました。



そのうち、アレッチ氷河が前方に見えてきました。



坊主も相方(犬)と一緒なので、ぐんぐん歩きます。


片道3時間ほどかけてゆっくり歩いたのですが
その行程の3分の2くらいは自分の足で歩いていました。



相方に声をかけながら歩いていく坊主の背中を
少々呆然としながら見つめ
「犬…飼おうか…」と呟いては
「いやいや、いやいやいや」となだめる、ということを
旦那とくり返しました。


毎日の散歩とか…!
休暇中の手配とか…!
猫一匹と植物で手一杯だよ!
現実的に考えろ、オレたち!
と、お互いにカツを入れて我にかえり
それでも坊主と犬がお互いを気遣いながらあるく様を見ては
ぐらぐらと心が揺れる、ゆれゆれな夫婦。


そのうち、家族が増えているかもしれません…





氷河に向かって、岩場を少しずつ降りていきます。



しばらく降りると、氷河にぐぐっと近付きます。



ここから30分ほど歩いていくと…




氷河の下に!



真昼の光が入ってきていて、とてもきれい。


と書くと、いかにも私が行ってきたようですが
実はこのとき坊主が昼寝に突入していて
2人で氷河の脇にある池のそばで休憩していました。


なので、これは旦那が撮ってきてくれた写真。


氷河を目前に、触ることもなく帰ってきてしまった今年。
来年こそは坊主と一緒に触ろう!
氷河の上も歩こう!と思っています。




以前、氷河の上を歩いたときの日記
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20120702




登山靴に、アイゼンをつけて。



こんなクレバスの横も、のしのしと。



このときもいいお天気だったなぁ。


それでも、さすがに氷河の上は風が冷たかったので
ヤッケを着込んで長ズボンにはき替えたのを覚えています。



氷河の上の水たまり。
水が青かった。


こんな風景を、坊主と一緒に歩きたいなぁと思っています。





☆注意☆
氷河はどんどん溶けているので、ときどきで様相が変わります。
氷河に近付いたり、上を歩いたりする場合は
必ず、そのときの氷河の状態をわかっている人と一緒に
装備を整えて行ってくださいね。






帰り道、Gämseシャモアを見かけました。



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Aletsch アレッチに行ってきました 1


世界遺産「Swiss Alps Jungfrau-Aletsch」のアレッチ氷河。






今年もヴァリス州のアレッチに行ってきました。


旦那が、若い頃に研修生として1シーズン過ごし
一昨年までは、毎年7月に開催されていた
オープン・エア・シネマのスタッフとして10年ほど通って
第二の故郷みたいに思っている場所。
私もスイスに来てから毎年のように行っています。


2011年→http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20110729
(読み返すと恐ろしい・・
 この夏、私は妊婦だったのですが
 フィンランド2週間→アレッチ10日間→引っ越し
 という怒濤のスケジュールをこなしています。
 荷造りと荷解きばかりやっていたことは明白)
2012年→http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20120725


去年ももちろん行くつもりだったものの
旦那がぎっくり腰になってしまって行けなかったので
2年ぶりのアレッチです。


2011年にはお腹の中で高地トレーニングをしていた坊主。
今年は自分の足で走り回っていました。






Zürich→Brig→Mörelと電車を乗り継ぎ
Mörelからケーブルカーに乗ってRiederalpまで一気に上がります。



Mörelが標高700m強で、Riederalpは1900m強。
そして、これから徒歩で向かう宿泊先
Villa Casselは2000m強です。



2歳児もいるし、日本から遊びにきてくれた従姉妹もいるので
この風景を眺めながらRiederalpでしばし休憩。


Riederalpは、自家用車乗り入れ禁止区域で
ミニバスも荷物運搬も電気自動車で
農作業用のトラクターもほとんど見かけません。


聞こえるのは、鳥の音、風の音
そして…



牛たちのつけているカウベルの音。






カウベルの音を聞きながら
そこらじゅうに落ちている糞をうまく避けながら歩いて行くと
ヴィラが見えてきました。



相変わらず瀟洒です。


このヴィラはPro Natura Wallisのビジターセンター。
展示だけでなく、ティールーム、宿泊施設も併設されています。
http://www.pronatura-vs.ch/home-de



子どもの遊びコーナーもクラシカルな雰囲気。



ヴィラからの眺め。






今回、ヴィラの傍らに建っているシャレーに泊まりました。


このシャレー、お部屋によってはマッターホルンが見えます。
私たちのお部屋からは見えなかったのですが
ポーチから階段を下りている途中ふと右手を見ると



見えた!


わかりますか?
真ん中の、三角形の山がマッターホルンです。



寄ってみた。







今回はお天気に恵まれました。
秋になった途端、晴れの日が続いています。


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今年もカボチャ祭り


毎年のことながら、唖然とさせられるものが…




ええ、冒頭の写真の鷲はカボチャ製であります。
おかしな熱意としか言いようのない、この制作意欲。
今年も健在です。





はい、どーん。



もひとつ、どーん。


他にもいろいろ今年のテーマに沿ったものが
出来上がっていましたが
楽しみにしている方も多いと思うので
紹介はこれくらいにしますね。




ユッカーファームのカボチャ祭りが
今年もゆるゆるとした感じで始まっています。
http://www.juckerfarm.ch/kuerbissaison/juckerhof/


8月末から11月始めまで、という
期間の設定からしてゆる〜い、このお祭り。



まだまだ制作途中のものも。







食用カボチャも、ぼちぼち出揃ってきたようです。


が、今年はなんといっても雨の多い冷夏。
カボチャもなんとなく小ぶりサイズでした。
(食べる気の起こらない土手カボチャは相変わらず大きかった)



みなさんが楽しみにしているであろう、日本カボチャ。



手の平サイズのものが、山積みになっていました。


もうすこし収穫を待ったら大きくなるかも…
とも思ったのですが
うちの畑のカボチャの生育も芳しくなかったので
今のところはこのサイズが標準なのかもしれないなぁ
と、思い直しました。


それに、考えてみればこのくらいの大きさのほうが
包丁をいれやすいかもしれない。。


これからのお天気によっては
大きめサイズのものも後々出てくるかもしれません。




☆追記☆
 8月30日に行ってみたところ
 普通サイズの日本カボチャが山盛りになっていました!
 

 わーいわーい






ちょこっと模様替えもされていて
今年もたくさんの人手を見込んでいるらしいカボチャ祭り。



オレンジオレンジのカボチャ世界に疲れたら
この眺めでしばし休憩もできますよ。


ぜひぜひお出かけください☆
(まわしもののようだ…)







この日は人が少なかったので
ハンモックをたっぷり堪能することが出来ました。


至福…



空には秋の雲が浮かんでいました。


☆ ☆ ☆



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イベント目白押し





えー、いつの間にか夏が終わっていました。
ふと気がつくと、夏が早々に店じまいをしていた、という感じ。


結局、湖で泳いだのは2、3回くらいです。
シーズンパスを買ったのに…
来年も使えるのでいいのですが
まさかパスを使い切らぬまま秋突入とは思わなかった!


坊主はいまだに水着と浮き輪を用意して
「バディ(水浴び)!」コールをすることがありますが
外に出て「な、寒いやろ」と言うと、すんなり納得します。
…それもちょっと寂しい。





でも、夏の終わり〜秋にかけてはイベントが目白押し。
ヤッケやショールをしっかり持って、出かけています。



まず、Chilbi。
毎年恒例の移動遊園地です。
うちの街では、夏休み最後の週末にやってきます。



青空にはじける絶叫!
(晴れている風ですが、この直後に雨が降り出しました)



坊主はまだまだお子ちゃまなので
メリーゴーランドで大満足です。






先週末は、UsterのWagerenhofにある障害者施設のお祭りへ。


先日友だちが、この施設の住人で街の有名人オットーさんの
ドキュメンタリー番組を紹介していました。
http://www.srf.ch/player/video?id=8B9457BD-007D-4845-9584-973F036FEE22&referrer=http%253A%252F%252Ftvprogramm.srf.ch%252Fdetails%252Feea5fe69-bd1a-458a-bcf6-da06dce609ba


お祭りで見かけたオットーさんは
帽子に鳥の羽根をつけて歩き回っていました。
その射すような、力強くて優しい目が私の目と合ったので
「こんにちは」と挨拶すると
にっと笑ってまた歩いて行ってしまった。




オートバイのサイドカーに乗ってみたり



またまたメリーゴーランドに乗ったり



のっぽのピエロに風船をもらったり



手回しオルガンの前から離れなかったり


坊主は大興奮!
帰りは、車に乗って2分で爆睡していました。






そして、今年もTheaterspektakelにも何度か行きました。
Theaterspektakel→http://www.theaterspektakel.ch/
過去の日記→
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20110819(2011年)
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20130823(2013年)




私の大好きな手漕ぎメリーゴーランド。


今年も弾き語りのおじさんが
いい具合に枯れた感じで演奏していて安心しました。



キッズバー。


坊主が自らこの階段の一番上に立って
自分で注文してお金も渡して品物を受け取ってきたのを見て
なんだか感動してしまいました。


去年は大道芸もあまり集中して見れていなかったのに
今年は「もっと!」とステージから離れなくて困るほど。
一緒にいろんなことが楽しめるようになってうれしいです。



カウンターの向こうに並ぶのは
酒瓶ではなく、いろんな味のシロップの瓶。


キッズバーなので、店内のテーブルもイスも子どもサイズ。
遊びコーナーも凝っていて、毎年楽しみなのですが
今年は…



病院!


古いタイプライターやマイクロフォンが置いてある受付もあって
いろんな子どもたちが入れ替わり立ち代わり
熱心に遊んでいました。



キッズバーの前には、お馴染みのゴミ捨て装置(?)


口にゴミを入れて、胴体のところにあるハンドルを回すと
ベルトがゴミをゴミ箱まで運ぶ、という装置なのですが



この顔の恐ろしさったらもう。




チューリッヒ市内に住んでいた頃は
期間中、お天気さえよければ何度も通ったこのイベントですが
最近は行けて2、3回くらいです。


夏の終わりの風物詩だったミュージアムナイトも
とんと行けていないなぁ。
Die lange Nacht der Züricher Museen
http://www.langenacht.ch/


子育てがひと段落したら、と
呪文のように唱えることがときどきある、このごろです。






Wagerenhofの牛舎にかかっていたプレート。


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カレンデュラオイル作り難航中…


たくさん植えたひまわりが、どんどん咲いています。




ずいぶんとご無沙汰しました。


夏休みに突入して、文字通りどたばたとやっていたら
もう8月ではないですか!!
と、こういうことを毎月まいつき言っているのですが
今月も心底びっくりしながら言ってしまいました。





今年のスイスの夏は、なんだか雨が多めです。



日本の梅雨か?というくらいジメジメする日もあって
標高の高いところでは7月にも雪が降ったり
うちのほうも、昨日は雹が降ったり。



久しぶりに雹を見ました!



なんだかさむざむとした夏…
もう1度くらい水遊びができるだろうか…?
と、会う人会う人と同じことを話す日々です。


今週の後半には正真正銘の晴れの日がくる予報なので
それに賭けております!





雨が続くと困るのが、カレンデュラオイル作りです。
作り方→http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20120812



以前の日記に書いたように
順調に咲き始まっていたカレンデュラですが
雨が降ると、花が湿ってオイルが作りにくいのです。
そして、太陽が出ないとカレンデュラのエキスが
オイルに抽出されません。


なかなか難航しています。





晴れの日が2、3日続いたときに花を摘みました。



けっこうな量が仕込めた、第1弾。
日なたに置いて2〜3週間で出来上がり!
の予定だったのですが…


3日後に中をのぞいてみると
なんと、上の方がカビていました。


例年通り蓋を閉めていたのが原因のようです。
花があまり乾燥していなかったため
瓶の中で水蒸気が発生してしまって
オイルから顔を出していたところがカビてしまったようで。


第2弾からは、摘んだ花を5分ほど低温のオーブンに入れて
少し乾燥させることにしました。
そして蓋を閉めずにキッチンペーパーをかぶせました。


そうしてようやく出来た今年の初オイル。



湯煎で温めて、蜜蝋を溶かし入れます。



クリームになりつつある、オイルたち。




ううむ、従兄弟たちの分には到底足りない…
日本に1人、バーデンの近くに1人、ベルンには双子。
うちの坊主もまだまだ愛用しているし
私の母も手荒れにいいと言ってくれているし。


よし。
どんどん仕込むぞー!!





雨続きで、農作物の出来にも影響が出そうですが
うちの畑はおかげさまでなんとか順調です。



カボチャが凄い勢いで茂っています。
巨大ナメクジとの戦いは我々もサポートしていますが
ここまでくるとひと安心です。



しかし、何の因果か実っているのは全て黄色のカボチャ。
こちらの、なんと言いますか、ええと…
ずばり美味しくないカボチャです。


ら、来年は日本のカボチャを植えるぞ!!





ズッキーニもどんどん実っていて
ほぼ毎日食べている状態です。


洋風メニューだけでなく
軽く茹でておひたしにすると案外美味しいので重宝しています。
お肉や魚介と一緒にこっくりと煮ても美味しいです。


黄色いズッキーニは調理しても色が変わらないので
食卓の彩りがよくてうれしいです。





坊主も、畑仕事が様になってきました。


☆ ☆ ☆



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Hönliへハイキングに。


先週末、うちの裏にあるHönliに登ってきました。


登山ルートはJakobswegと呼ばれる
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のひとつ。

チューリッヒ州のJakobsweg。
Hönliは、コンスタンツからラッパースヴィルに抜ける
巡礼路の途中にあります。





この日は、晴れている上にフェーン風も吹いていて暑かった。


(でもこの日以外、ここしばらくずっと雨&曇りで
 暖房をいれるほど寒い…夏はどこへ!?)






私たちは、Sternenbergという小さな村からスタート。
このSternenberg(日本語にすると星山!)は
小高い山並みのてっぺんにある村です。



山の稜線に村があって
夜になると頭上には星と山しかない、ということで
この名前がついたとか。


少し前に『Sternenberg』という
この村の小学校の廃校をめぐるストーリーの映画が
あったそうですが、見た方はおられますか?
http://www.movies.ch/de/film/sternenberg/
予告編→http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/?_ts=1405254982



ちょうど、かつての小学校に通りがかりました。


いまは廃校になっていて
子どもたちはBaumaまでバス通学をしているそうです。






さてさて。
ハイキング、スタート。



スイスのたいていのハイキングは
牧草地の間を抜けていくところから始まります。


牧草地は花盛りでした。



オオバコ。



Scabiosaという、マツムシソウの一種。



花の蜜を吸いに、蝶々もたくさん飛んでいました。
これは、Schachbrettfalterという蝶々。
チェスの盤のような模様なのでSchachと名前についています。



草葉の陰では、ことにおよんでいるものたちも。






さぁ、森の中にはいっていきます。


木陰にはいると涼しくてほっとしました〜
坊主も帽子が脱げるのでうれしそう。




日陰には、また違った花が咲いていました。



Holunderニワトコの一種。



Türkenbundという、ヤマユリの一種。



このTürkenbund、シカの好物のようで
ときどき食べられちゃったものを見かけました。
写真の左側は、無事に実になっているけれど
右側はそっくり食べられています…



Glockenblumenカンパニュラの一種。
めずらしく淡い色合いで、桔梗を思い出しました。



Berg-Flockenblumeという、ヤグルマギクの一種。



Akeleienという、野生のオダマキの一種です。
スイスでも、よくお庭で園芸種のものを見かけますが
野生のものは初めて見ました。



花も妖精の帽子のようですが、実もなかなか妖精っぽいです。





と、母が花に夢中になっている間に
うちの坊主は…



てくてくと登っております。



途中、可愛いベンチがあったので休憩しつつ
大人の足で1時間の道のりの
8割ほどを自分で歩き通しました。



登り着くと、三角点には滑り台が!


ご褒美のように待ち構えていてくれた滑り台。
坊主は汗だくで滑りまくっていました。



そして、スイス名物のほんとうにどこにでもいる牛たち。





三角点のすぐ下にあるRestaurant Hörnliで
簡単なランチを食べて、帰ります。


帰りは下りなので早いはやい。



気温はますます上がっていました。








Sternenbergで見かけた、かわいい鶏小屋。


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