さいきんの夕飯



最近のチューリッヒは、快晴続きで
毎日の最高気温が20度を越えています。
それに加えて、日に日に長くなっていく日照時間+サマータイム。


というわけで
我が家の夕飯は圧倒的に外食が多くなってきました。
外食と書いて、ソトメシと読みます。




旦那が仕事から帰ってきたら
ぱぱっと用意して、とっとと出発。


てくてく歩いて近所の見晴らしのいい場所に行ったり
電車に乗って Uetliberg に登ったり
その日によっていろいろです。
今回は、Ringlikon 駅で降りて、ちょっと行ったところで
ソトメシしました。



この時点で午後6時前くらい。
日は傾いているものの、まだまだ日差しは強いです。



ここでもアネモネの一種を見かけます。





さぁ、ここが今夜の食卓。
右にわき水、真ん中奥にたき火をするところ、左にベンチ。
これは(私たちにとっては)最上級に施設が整っている場所で
言うことなしです。


水場があると、手も野菜も洗えるし
ソトメシと言うほどのワイルドさはありません。



ふとベンチを見ると、先客からの置き土産が。

なんとなく、セイクレットな雰囲気があります。。




さて。
荷物を下ろして、まずは薪集めから。
連日の快晴続きで、そこら中で乾いた薪がひろえました。
とっとと薪を積んで火をつけます。


火が薪にうつってしっかり燃えてきたら
手頃な棒をひろってきて

先を削って尖らせます。



それから他の食材も荷物からだしてテーブルに並べて。


たき火が燃えに燃えて、落ち着いてきたら
(おき火になってきたら)
削った棒にソーセージをぶっすりとさして
切り込みもいれて、焼く。

棒は、長めのものを使うことをおすすめします。
火に近づかなくてすむので〜


また、今回私たちはパンを持参しましたが
発酵済みでもう焼くだけのパン生地や
スーパーで売ってるピザの生地を持ってきて
それを棒に巻きつけて焼くのもおすすめです。


せっかちになって火に近づけすぎると
外は焦げて中は生となるし
腰がひけて火から遠ざかりすぎると
いつまで経っても焼けません。
しっかり見極めて、じっくり焼くこと。


にんじんをボリボリ食べながら
じっくりじっくり。


そのうちにソーセージがじゅーじゅー言いだして
振動が、棒を通して握っている手まで伝わってきます。




こんな風にしっかり焼けたら出来上がり。


さぁ、いただきまーす。




その後夕日が沈むのを眺めて
時間が許す限り、の〜んびりした後
てくてくと山を下りました。