イースターです



ゼクセロイテンという春の訪れを祝うお祭りが先週末にあって
来週からはイースター休暇が始まります。
私が通うドイツ語学校と太極拳のクラスも
ばっちりと3週間お休み。


わーいわーい!というわけで
イースターの卵を作りました。




私はクリスチャンホーム育ちなので
子どもの頃に子ども会のみんなと卵探しをしたものですが
日本ではクリスマスほど一般的じゃないですよね。


イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなって
3日後に蘇った、とされるのは有名な話ですが
その蘇り=復活をお祝いするのがイースター(復活祭)です。


クリスマスは12月25日と決まっていますが
イースターには決まった日がありません。
春分の日の後の最初の満月の、次の日曜日がイースターとなるので
毎年日にちが変わるのです。
なので「今年のイースターって何日だっけ?」
という会話が聞こえてきたりします。


ちなみに、今年のイースターは・・・
春分が3月の21日で
その後の最初の満月が4月18日頃なので
4月24日です。


語源から言ってもユダヤ教の過越しの祭りと縁が深く
また、ゲルマン人が行っていた春祭りの風習も色濃く残っていて
たとえば、今回取り上げるイースターエッグや
ウサギ(多産でおめでたい)がシンボルとなっていることなんかも
ゲルマン人の春祭りから連綿と続いていることなのだそう。





今回は、市販の植物性の染料で卵を色付けしました。
先月から、スーパーでもデパートでも
イースターコーナーが盛り上がっていますが
その中で簡単に見つけられると思います。


左から、くるみの殻を砕いたもの・白檀の粉・スグリの実の粉。
さぁ、どんな色になりますやら。




まず、水を1ℓお鍋に入れます。

よーくかき混ぜて、火にかけます。
沸騰したら、火を弱めて5分ほど煮出します。

そして卵投入。
割れないように、ヒビが入らないように、ゆっくりゆっくり。

ときどき混ぜて黄身が片寄らないようにしつつ
10分ほど煮ます。
卵の大きさや好みにもよるので、この時間は加減してくださいね。



こうやって、いろんな形の葉っぱや紙を
ストッキングなんかで卵にぴっちりと固定して

投入しても、面白いですよ。
私はストッキングというものを持っていなくて
洗濯ネットで代用しました。




で、出来上がり〜
左から、スグリの実・白檀・くるみの殻の色です。
白檀のときにはハート形の紙を
くるみの殻のときにはタンポポとベリーの葉っぱを
それぞれくっつけて煮てみました。


タマネギの皮でもきれいな色が出るし
そのへんでいろんな葉っぱやなんかを摘んできて
どんな色が出るか実験してみても面白いかもしれませんね。



こんな感じでラッピングして友だちや家族に渡します。