養蜂修行・春 2

この週末、庭のチェリーが満開でした。




さて、これが今回使った道具たち。

真ん中のスプレーは、蜂たちを一瞬おとなしくさせるため。
刷毛は、うっかり居座る蜂たちを追いはらうため。
木のぺらぺらは、病気予防の薬を染み込ませて箱に入れるもの。
赤いへらは、ワックスでにっちゃりくっついている箱と箱の境目に
ぐっと差し入れて、てこのようにしてべこっと離したり
いろんなところにこびり付いているワックスを
ごりごりとこそぎ落とすためのもの。

こんな感じで。



で、今回作業をしながら
(というか、主に写真を撮りつつ片手間に手伝いながら)
ふっと目についたのが
巣箱の置いてある台にあった、これ。

車のナンバープレートのようですが。。
どうやら、サンクトガレン州の養蜂証票。
へ〜、こんなのがあるんだ!とびっくりしました。




風が強いと蜂たちの機嫌はすこぶる悪くなる、とか
養蜂ナンバープレートがある、とか
初めて知ることが目白押し。
なかでも
私は蜂に対して必要以上の恐怖を持っていない、という
自分についての発見が面白かったです。


ぎゃーぎゃー叫んで近寄れないこともあり得るな〜
と実は思っていたのですが
師匠に「あんた、ちょっとどいて」と言われるくらい接近して
ばしゃばしゃと写真を撮っておりました。
これからの養蜂修行、けっこう食らいついていけるかも。。



もちろん、刺されないように白い服を着たり
刺されても肉に到達しにくいよう厚手の服を下に着たり
蜂の近くではゆっくりと動いたり
といったことは最低限必要です。


それから、蜂アレルギーもありますよね。
旦那の末の弟はこのアレルギーがあって
刺されると命の危険があるので病院へ直行ですし
日常生活や旅行中も薬を携帯しているようです。
私もまだ刺されたことがなくて
このアレルギーがあるのか無いのかもはっきりしていないので
様子を見ながら、ゆっくり修行したいと思います。





私たちが作業している横では

どんどん茂る草の上を鶏たちが歩き回り

2009年の夏に植えた桜が小さく満開でした。