カボチャ祭りじゃ 2


昨日の日記、いきなり写真が大きくなって
どでかいマッターホルンはまだしも
どでかいマーモットの迫力に「度肝を抜かれたよ!」報告が
いくつか届きました。
ご、ごめんなさい。。




さて、昨日に引き続いて、カボチャ祭りの話です。




肝心のカボチャ。
いろんな種類のカボチャがコンテナにどーんと盛られて
計り売りされていました。



色とりどりで形もきれい。
Pàtissons gemischt と表示されていたので
Pàtissons という種類のようです。
どんな味なんだろう。


これはハロウィン用のカボチャ。
ハロウィンの時期には、このカボチャを使って
あの灯籠を作るワークショップが行われるみたいです。



スイスでハロウィン? と首を傾げた方
はい、そうです。
もちろんスイスの伝統行事ではありません。
アメリカからの輸入もの。
そして、まだまだ「浸透している」とは言いがたい状況です。


この時期、お店には関連商品が並びますが
クリスマスまでの期間を埋めてくれる格好の行事なんだろうなぁ
という感じ。
あとは、「仮装してお菓子をもらい歩く」のが
子どもたちにヒットしてるくらい。


でも、これもみんながやっているかと言えばそうでもなく
たとえば、姪がシュヴィーツ州に住んでいますが
妹は毎年友だちと仮装して近所の家を巡り歩き
姉は一回やって「子どもじみてる」と、以来参加していません。


やる子はやるし、やらない子はやらないし
地域にもよるんでしょうね。



中身は日本のカボチャに似てるなぁ。
Blauer Ungare と表示されていました。
スープやコンフィチュールに向いているようです。


これはスーパーでもよく見かける Butternut 。
名前にバターとある通りこくがあるのですが
でも日本のカボチャほどではない、と私は思ってしまいます。


Mikrowellenkürbis 。
やっぱり手のひらサイズでした。


た、食べられるのだろうか?と近づいてみたら
Türkenbund(Bischofsmütze) と表示されてて笑ったー。
括弧の中、「ビショップの帽子」という意味です。
で、デコレーション用と書いてありました。





ここで紹介したのはほんの一部です。
いろんな種類のカボチャがあって
同じ種類でも、ひとつひとつ形や色が違って
見飽きません。


皮が分厚くて保存がきくし
肉や他の野菜と調理してもよく合うし
なにより栽培しやすいし(栄養は食いますが)
原産地のアメリカ大陸からヨーロッパに持ち込まれたときは
相当重宝したんだろうなぁと容易に想像できます。


痩せた土地の多いスイス。
ジャガイモしかり
トウモロコシしかり
アメリカ大陸からやってきた頑丈なこれらの作物で
ようよう生き延びてきたんですねぇ。。





ついでに売店の方ものぞくと
ありとあらゆるものをカボチャで作っていて笑けた。


カボチャを練り込んだパスタ。


カボチャで作ったプロセッコ。
Kürbis-Secco とラベルにあります。


カボチャオイル入りのハンドクリームまで。。



日陰でリンゴと洋梨の自家製ミックスジュースが売られていたので
帰りのお供に買いました。
容器付きコップ付きで、1ℓ3フラン。




帰り道は、また湖沿い→川沿いの道をてくてくと。
午後になったら日差しもどんどん強くなってきて
暑いのなんの。


てくてく歩いていると
スイスサイズではない、しゅっとした猫に会いました。
模様も三毛で、こっちでは珍しいんじゃないかな。
道案内をするかのように私たちの前を歩いては
ときどき振り返ります。


たいていの生き物は、旦那の方に吸い寄せられていって
「旦那大好き!!」感をまき散らすのが常なのですが
この猫は、私がなでるととーーーっても気持ちよさそうにして
私のほうにばかりくる!
(うれしい!)
なにからなにまで珍しい猫だなぁと不思議に思いながら
しばしの道行き。





お土産は

カボチャビール(旦那用)と


美味しい美味しいカボチャ(私用)でした。



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ふふふ。
どうなりますやら。。


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