Finland のこと 2


海辺の街ナーンタリ。
どこでもカモメが飛んでいました。


カモメ、ほんとにかっこいい。。


これまでも旦那に連れられてバードウォッチングの旅に行くたびに
カモメが1番! と、ずーっとカモメを眺めていたのですが
今回も相変わらず心を奪われていました。


でも、旅の後半、ちょっとウミツバメに浮気。。


だってー。
ウミツバメは身軽に身を切るようにして飛ぶんだもん。
それと比べると
カモメは身を持て余してる感じがあって
なんだか重たそうでトロくささが目につくんだもん。。





さて。
ナーンタリでは自転車をレンタルして
気の向くままに走り回りました。


この自転車、なにかがおかしい。。


よーくよく見てください。
ライトが小さな反射板のみなのです。


ははは!


考えてみれば、ライトが必要なくらい暗いのは
真夜中の(というか、真夜中過ぎの)ほんの2時間ばかり。
反射板で十分なのです。


いやはや。。


キャンプ場はちょっと小高いところにあったので
行きは楽々で気持ちよく、帰りはきつい!そして暑い!


でも滞在期間の後半にはすっかり慣れて
へっちゃらになっていました。




ナーンタリは
(着いて初めて知ったのですが)
「フィンランドのモナコ」というキャッチフレーズが
(多少の無理はありつつも)ついている海辺の街。


ハーバーには高そうなヨットがいくつもあって
海辺にはリゾートホテルが建ち並び
挙げ句、豪華客船がどーーーんと停泊。
レストランもなんだかこじゃれた感じで
価格帯もちょっと高め。。



でもそんな地域はごくごく一部です。
ちょっと出れば、ふつうの田舎の風景がひろがっていました。


スイスでは初夏にシーズンを迎えるラップ(菜の花)が花盛り。
写真の黄色いところがラップ畑です。
それから、リンデンバウムもこの時期に花盛りで
独特の香りがただよっていました。






このナーンタリでの私のお目当ては「ムーミンワールド」。


ナーンタリのオールドタウンの端っこから桟橋を渡って
小さい島に行くと、ほどなくゲートが。


島の3分の2くらいが「ムーミンワールド」でした。
残りは海水浴場やバーベキューができるところで
家族連れが楽しめそうな島です。


どちらを向いても幼児+両親。
大人同士で来ているのは、ほぼ日本人のみと思われます。。


でもいいの。
私はこの世界を満喫しにきたのじゃ!
というわけで、存分に見て回りました。




ムーミンの部屋の本棚に「ターザン」があって
い、意外な趣味だなぁ・・・とちょっと驚いたり


水浴び小屋が海に突き出す形であるのを眺めながら
しみじみと感動したり


島の自然をなるべく残す形のテーマパークなので
中を歩き回るのも気持ちがよかったです。




木々や草花の植生や、なだらかな岩の感じ、海の色。
スイスでも見かけない種類の昆虫。
ただよう匂い。
聞こえてくる音。


そういうものも丸ごとあるなかで
ムーミン屋敷の周りでムーミンが踊っていたり
ミィが辛辣なことを言って子どもを硬直させていたり
ムーミンママがそれをいさめていたり
スナフキンがそこらをふらふらしてたり
していました。




ジェットコースターなどのアトラクションはなく
ただ、ムーミンの世界が再現されている。


(文庫本の挿絵の白黒っぷりに慣れている私には)
色がやたらとカラフルだったり
ムーミン屋敷の家具やなんかの趣味がファンシーだったり
いろいろ面食らうところはありましたが
それでもたのしかったし、うれしかった。。




結局、閉園時間までいて
そのあともしばらく島の浜辺でごろごろして
夕日が沈んでいくのをぼーんやり見て
案の定、眠くなったので
夕陽に照らされるオールドタウンを背に、帰りました。




ちなみに。。
スイス人の旦那は、ムーミンをかろうじて知っていましたが
まともに本を読んだことはなく
なぜに私が(30歳を越えた私が!)
そこまでムーミン大好き!なのか
若干理解に苦しんでいるようでした。


ムーミンワールドで見た
幼児たちの熱狂ぶりと私の感激ぶりにも
「・・・」というテンション。


むしろ島で見かける鳥や昆虫やなんかに熱狂。。


が、次に行ったところで
彼もムーミンの虜になったのであります。
(虜、というのは大げさかもしれませぬが)



それはまた、次のお話。




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ふふふ。
どうなりますやら。。


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