ブランチ会
みなさん、週末はいかがお過ごしでしたか？
こちらは、フェーン風＋西からの風が混ざっていたらしく
遠くの山々はくっきり見えたり
なんとなく頭がぼんやり。。という
いつもの、フェーン風が吹くとき特有のことはありつつも
フェーン風だけのときよりも雲が多い空模様。
強い風にあおられて
紅葉した葉っぱたちが舞う舞う。
きれいでした。。
土曜日には、旦那の叔父さんと叔母さんが我が家訪問。
叔父さんは引っ越しを手伝ってくれたので
引っ越し時のごったがえしてる我が家は知っているのですが
ちょっと落ち着いたところは初めて。
叔母さんはまったくの初めて。
２人ともわくわくしながらやってきました。
お宅訪問って、なんだかわくわくしますよね。
きれいに片付いてる家でも
いろんなものがぶわっと散らかってる家でも
およばれするのは大好きです。
どんな家でも、その家の人たちのキャラクターや暮らしぶりが
そこここににじみ出てて。
我が家は
モダンなわけでも綺麗なわけでも
ましてやハイセンスなわけでもない、ただの中古の家ですが
てっとりばやい自己紹介にもなるかなぁと思って
家具も揃い出したことだし
親類や友人を少しずつ招き始めています。
で、叔父叔母の我が家訪問。
スイスおなじみ、ブランチへの招待です。
午前中にお宅におよばれって
日本であんまり聞かないと思うのですが
こちらではわりと一般的。
特に、家族親族やごくごく近しい友人を招く場合に
「じゃあブランチにおいでよ」
ということが多々あるのです。
夜にパーティをするとどうしても遅くなってしまうし
ブランチ会だと、そのあと用事もできるし
なにかと気楽なのかな。
そしてなによりも、なにが気楽って
迎える方がなかなか気楽なのであります。
たいていブランチ会の集合時間は１０時くらい。
この日は、朝ゆっくり起きて
コーヒーやらお茶飲んで、ヨーグルトくらいお腹にいれて
旦那がパンの仕込みをしてる間に
私はメールチェックしたり、植木に水をやったり。
思う存分ぼらぼらしたあと
そろそろ準備しようか〜 となりました。
旦那がパンをオーブンで焼きつつざっと掃除してる間に
私はブランチの準備。
こう並ぶとなんだかすごい気もしますが
よーく見ていただくと、すごくないことがわかりますよ。。
棚から食器を出して並べて
バター、チーズ、フルーツ、ヨーグルト、ジャムも並べて
飲み物や塩こしょうも並べて
叔母がベジタリアンなので、この日は出していませんが
たいていは干し肉やハムなんかも並べて
出して、並べる。
それだけでテーブルが埋まるのであります。。
ミューズリも作りました。
ミューズリというのはスイスの名物で
ビルヒャー博士というスイス出身の医者が開発した
押し麦やらナッツやらドライフルーツやらが混ざった健康食品。
それに、いろんなカットフルーツとヨーグルトを混ぜたものです。
家庭によっては、ホイップしたクリームを混ぜたりするのですが
それだと、ちっとも健康食品になってないので
我が家は断固ヨーグルトのみ。
旦那お手製のツォップフも焼き上がりました。
このツォップフもスイス名物なのかな。
こちらでは珍しい白いふわっとした生地のパンで
三つ編みに編み込まれています。
これは、原則的に週末（特に日曜日）にだけ食べられます。
普段は黒く固くがっしりと重いパンを食べ
安息日にだけは、ふわふわのこのパンを食べていた風習が
いまだに残っているようです。
そのうちに、お客の叔父叔母が到着しました。
３分ゆで卵を作って
カフェオレをいれて
さぁいただきます、です。
ここでまとめてみますと
パンをパン屋さんで調達してきたら
出して並べる
→食器、飲み物、バター、チーズ、フルーツ、ジャム、ヨーグルト
パン、干し肉、ハム等
切って混ぜる
→ミューズリ
あたためる
→お茶、コーヒー、ミルク、卵
これだけで、ブランチ会が成り立つのであります。
日本食ランチの場合とは比べ物にならないほど
スイスでのブランチ会は気楽。
そして、台所もぜんぜん汚れない。。
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