紅葉がきれいです


相変わらず、晴れるとお散歩お散歩な日々です。
先日は家のすぐ裏にある小高い山(丘?)を歩きました。




川沿いの道を歩いていって
牧草地を抜けて
林を抜けて
農家がぽつぽつと建っている集落を抜けて
牛がもしゃもしゃ牧草を食べてる横を抜けて


空も晴れ渡って
飛行機雲がすぅーすぅーといくつも伸びていて
きれいでした。


春と秋は、飛行機雲が特にきれいに見えるような気がする。。


そこらじゅうで
時をおかずにクロスして十字になったり
一本がくーっとカーブしたところに直線が重なって
まるで弓矢みたいに見えたり
どんどん新しいのができるので
それをいつまでもぼーんやりと眺めていられます。


青空バックに見る紅葉も格別です。


フェーン風が吹くたびに葉っぱがはらはらと落ちるので
木にある葉も随分減りましたが
それでもまだまだ見応えありです。





これは Feldahorn。
Ahorn が楓なので、野の楓というような意味でしょうか。
この種子がこちら。

風の抵抗を受けるような作りになっています。
風に揺さぶられて枝から離れると
くるくる回りながらちょっと遠いところに着地。




これは Buche。
別名、Rotbuche とも言って
スイスではそこらじゅうでよく見る木です。
Buche という名前の通り
昔は木簡のようなものに使われていたようで
中はとても滑らか、しかも白っぽい色の木材です。

10月28日の日記で、オークの実ですと紹介したこの実。
実は Buche の実でした。
ごめんなさい。。
オークの実はドングリみたいなやつですよね。。


あんまり食べ過ぎるとダメですが
(野草なんかもそうですが、薬味と毒が表裏一体)
ちょこちょこっと殻をむいてこりこり食べてると
なんだか気分はリス。。




これは Hainbuche 、別名 Hagebuche。
Buche の一種です。
葉っぱの色が違うのと、種子もぜんぜん違う。。

こんなふうにむっちゃりと種をつけて
なおかつ、空気抵抗を受けて遠くに飛ぶ型なのです。
ほんとに仲間なのかな?




で、これがオーク、Eiche です。

いまちょうど旦那がオークの実と麦?を焙煎した
コーヒーもどきを好んで飲んでいるので
そのパッケージを。。




これは、Lärche。
エンガディン地方に行くとたくさん見られる木で
針葉樹なのに紅葉して、おまけに落葉する変わり種。


この木の下は、まるで木屑を撒いたような
こんな色の絨毯を敷いたような感じ。

この葉には独特の匂いがあります。
針葉樹独特の匂いがベースでありつつもちょっと甘いような
なんとも言えない匂いで
この木に会うと、ちょっとくら〜っとします。





ゆっくり1時間ほど歩いていくと
子どもたちの歓声が聞こえてきます。
山の中腹に、長い滑り台やなんかがあって
休日には子ども連れで賑わっているのです。


私たちもあたたかいチョコレートを飲んで休憩。
見晴らしのいい席からは Pfäffikersee や Greifensee‎ はもちろん
Zürichsee や、その向こうのアルプスが見渡せました。




冬にはここから麓までソリ道が整備されるそうで
旦那は「夜に滑るときれいなんだよ〜」と。


え。。
ソリ。。しかも夜。。。
という感じですが
こちらでは大の大人もソリ滑りをするのですよ。


前はチューリッヒの Uetliberg ‎の下に住んでいたんですが
冬の休日、子ども連れだけでなく若いカップルがソリを担いで
意気揚々ラブラブしながら山頂に登っていく姿を頻繁に見かけて
最初の頃はよく唖然。。としていました。





帰りに見かけた農場の林檎か洋梨の木。
紅葉した葉っぱがまだしっかりと残っていてきれいでした。



最近は、特に午前中に濃い霧に包まれることが多いのですが
まだまだ冬本番には時間があるので
(と思いたい。。)
どんどん深まっていく秋を満喫したいと思います。



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