イースター休暇 １
今年はSalzburgに行ってきました。
Salzburgはモーツァルトやカラヤンの故郷として有名ですが
私にとっては映画サウンド・オブ・ミュージックの舞台。
私はサウンド・オブ・ミュージックが好きで
３２年あまりのこの人生で、もう３０回以上見ています。
最初は、映画を見たわけではなく
年上のお姉さんにストーリーを物語ってもらって
７人兄弟ってすごいな！ とか思いながら想像をめぐらせ
初めて映画自体を見た時は、字幕がさっぱり読めず
隣で見ている人に「なんて言ってるの？」と逐一聞いて
（迷惑な子どもだ。。）
ようやく理解しながら見ていました。
それからは、ビデオを借りてきたり
お正月の特番でテレビで見たり
なんだかんだと、年に１、２回見てきました。
小学生のころは、男爵夫人の微妙な心模様なんか
さっぱりわからなかったけど
年を重ね、自分でもいろんな経験をするに従って
このシーンってこういう場面なのか！ とか
ええ！ こんなシーンあったっけか！ とか
見るたびに発見がありました。
ここまでくると、好きだの嫌いだのではなく
一緒に育ってきた兄弟のような感覚。。
スイスに来てから、スイスで会う人会う人が
サウンド・オブ・ミュージックを見たことがないばかりか
ストーリーすら知らないというので驚いたものです。
ドイツ・スイス・オーストリア（舞台となったSalzburgでも）では
歴史的背景からかヒットしなかったようです。
旦那も、ストーリーはおろかドレミの歌すら知りませんでした。
初めて一緒に見たときは
私がどれもこれも歌える（修道院のミサ曲まで）ので
驚き呆れ、珍妙なものを見る目で
映画ではなく私をじーーーーっと見つめていました。。
ははは。
というわけで、念願のSalzburg。
ちびを連れて初めての旅行。
どきどきわくわくと出発しました。
市街からちょっと離れたところにとった宿に荷物を置いて
バスで市街へ行くと、イースター市がたっていました。
ちび連れなので、観光というより散歩という感じ。
旧市街は車の乗り入れが制限されているようで
観光客は多いもののベビーカーでも歩きやすかったです。
お約束のモーツァルト生家。
一階がSPARで、しかもシックな色調にしてて
京都のマクドナルドも赤を落ち着いたものにしてたなぁ
なんてことを思い出しました。
しかし。。
そうとう寒かったのです！
わかりますか？
この、さむざむとした街。
イースター当日は、朝からなんと吹雪。
せっかく咲いていたマグノリアにも
こんもりと雪が積もって、まるでかき氷のよう。
ミラベル庭園も、こんな感じ。
パンジーを植えてきれいな色で曲線を描いていたところに雪が。。
今度の休暇こそ南に行こうね！と、旦那と何度も言いながら
（北ドイツ２回、アイルランド、フィンランドと
いままでの休暇は日本行きを除いて、すべて北方向）
何度もカフェで休憩しつつ、Salzburgを歩き回りました。
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