シルヴァルド Sihlwald‎ で 2

こちらがSihlです。



ビジターセンターからの帰り
歩くのもいいね〜ということになって
Sihlwald‎駅から、Sihlに沿って
Langnau-Gattikon‎駅まで歩きました。




せっかくお天気もいいし
サマータイムになって日も長くなったし。


ちびに会いがてら来てくれた友だちと
久しぶりにたっぷりお喋りしながら。






ふと、脇の水たまりに目を向けると


いましたいました。
あったかくなったし、シーズンですねぇ!



そう、カエルの卵。


長い長い冬眠から覚めたカエルが
森からここまでやってきて生んだ卵。


もうおたまじゃくしになっているものもあって
卵の合間をちょろちょろと泳ぎ回っていました。






そういえば最近、道の端に低いネットが張られているのを
ときおり見かけるようになりました。


これはカエルの保護活動をしているグループが
毎年このカエルの産卵の時期になると
森と池や沼などの間に走る道路の脇に張りめぐらせるもの。


ある程度の間隔でバケツのようなものが置いてあって
ネットがあるために先に行けなくて
もうちょっと右に行ったらいけるかな、もうちょっと右かな
と横にずれてきたカエルがたまっていくようになっています。


というのも。。
このカエル保護グループのメンバーは
ネットを張りめぐらせるだけでなく
夜な夜な当番のメンバーが巡回して
バケツにたまったカエルや
ネットに何度も体当たりをしているカエルを保護し
道の向こうに運ぶ、ということもやるのです。


うひゃー。。


日本の田舎、つまり
田植えの季節には田んぼからカエルの大合唱が聞こえるような
ど田舎出身の私にしてみれば
「カエルってそんなに保護しなくちゃならないのでしょうか。。」
と、絶句するような活動ぶり。




でも、日本では農業従事者の高齢化がすすんでいる昨今。
田舎で電車や車に乗っていると
昔は田んぼだったんだろうと思われる、荒れた土地を
よく見かけるようになりました。


そういえば、昔は空いっぱいに飛んでいた赤とんぼも
ずいぶん数が減っているような気がするし
そのへんの小川でよく捕まえた沢ガニも見かけなくなったし


いつか日本にもカエルを保護する日がくるのかもしれないなぁ。。


これから大きくなっていくちびは
カエルやちょうちょやアリやなんかと
私が小さい頃遊んだように、遊べるかなぁ。。



というようなことをぼんやり考えたりしながら
てくてく歩きました。






なんだか美味しそうですらあります。。



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