近所の滝までお散歩
うちの近所には小高い山があって
そこからいくつかの小川が谷を流れています。
日曜日、そんな谷のひとつに散歩に行きました。
住宅地を歩いていると、とっても暑いですが
一歩木立のなかに入ると少しヒヤッとして
ベビーカーに座っているちびに靴下をはかせました。
このところ不安定なお天気で
夕立が降ったり夜嵐になったり、というのが続いているので
地面もしっとり空気もしっとりです。
散歩道の入り口には、守をしてくれている人がいます。
道の途中にもちらほらと。
どうやら小さい人が住んでいるようで
集合住宅までありました。
スイスの森ではお約束の焚き火をする場所。
ここで火をおこして
持ってきたソーセージやパンを焼いて食べるのですが
このときはもうおやつの時間だったので
さすがにもう誰も火を焚いていませんでした。
お１人さま用もありました。
これを見たら、去年行ったフィンランドの
ムーミンワールドを思い出しました。
あそこにも、スナフキンの焚き火のあとがあったなぁ。。
ベビーカーで行けるのは、この滝のところまで。
しばらく滝の前のベンチに座って
昼寝してるちびを眺めたり
散歩にきたカップルと喋ったり
その連れの犬と遊んだり、しながら
ぼーーーーんやりしました。
ぼーーーーーーんやりすることが
得意になりつつある、寝不足＆疲労気味のこのごろです。
帰り道、ちょっと風変わりなおじいさんに会いました。
右が、ベビーカーを押す旦那で
左が、カートを押すおじいさん。
このおじいさん、なんだか風貌が
「天空の城ラピュタ」に出てくるポムじいさんに似てる。。
廃坑の中をてくてく歩いてるポムじいさん。
石の声が聞こえるポムじいさん。
ふるーい革靴を履いて
くたっとしたコーデュロイのズボンで
なんだか可愛い帽子をかぶって
首から、革製の小さな入れ物を吊り下げてる。
うーーん、ポムじいさんだ！
「わしも見るのは初めてじゃ〜」って言ってほしい！
と、１人盛り上がってうずうずしておりました。
聞けば、このおじいさん。
砂金採りに歩いているのだそうで。
なるほど、それでポムじいさんにちょっと似てるのか。。
今日２時間やって採れたものを
首から吊るした皮の入れ物から出して
見せてくれました。
小さなちいさな粒が３つ。
「金が欲しいというよりは、健康のためだわな」
と、８５歳のポム似じいさんは笑って
さっそうと車にカートを乗せて、走り去っていきました。
家に帰って、少し庭仕事。
旦那がたくさん植えたひまわりが咲き始めました。
ひまわりって、花びらがよれよれで咲いて
ゴッホの「ひまわり」って、過剰演出ではないんだよなぁ
と、ひまわりが咲くのを見るたびに思います。
カラフルなビートルも、きていました。
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