家族旅行で Soglioソーリオへ 1


ソーリオ村の中心にある教会。





旦那の兄弟が、義母の誕生日に
「みんなで過ごす休暇」をプレゼントしたので
みんなでスイスのイタリア語圏に行ってきました。


旦那は8人兄弟。
うち1人はカナダに住んでいるので
スイスにいる7人がそれぞれの家族・パートナーを連れて
どどどどどっと集まりました。
総勢20人。。


食事をするのも移動するのも
今日は何をするかどこに行くかを決めるのも
えらい騒ぎでした。




滞在したのは、グラウビュンデン州エンガディンの
ヴィコソプラーノという村。
イン川のほとりにある、イタリア語圏の小さい村です。




そういえば、去年はこの村よりもイン川の下流(東)にある
シルヴァプラーナ湖のほとりに滞在したのでした。
http://d.hatena.ne.jp/alexander-kumi/20110606/p1


このときは妊娠初期でつわりでぐったりしてたなぁ。。
いまはちび連れだもんなぁ。。


シルヴァプラーナ湖のほとりには
ニーチェが晩年を過ごしたシルス村があります。
記念館があるそうで、ぜひとも行ってみたいのですが
去年はつわりでぐったりすぎて行けず。
今年も近くまで来たものの
この大所帯+アウトドア指向では行けず。




と、ニーチェも眺めたであろう湖や山を眺めつつ
大所帯でソーリオ村に行きました。


それこそニーチェも来ただろうし
ヘッセやリルケも訪れた、美しい山間の村です。





ソーリオ村は、イン川に沿ってはしる道から
ぐぐーっと山を登っていった中腹にあります。


昔、ローマの支配下にあった時代
イタリアから北に抜ける街道沿いの宿場街でした。
いまは川沿いの道が主流ですが
昔は、川まで降りてしまうと次に峠を超えるのが大変なので
山の中腹を道が通っていたようです。



昔の宿屋。


馬をつないでおく輪っかが壁に並んでいました。





この水飲み場も一風変わっていて
1段目は牛もしくは馬が飲むところ。


ここにもふちに輪っかが並んでいます。


2段目が人間の洗濯するところ。


ふちは板張りがしてあって、石鹸が置いてありました。


暗くて見にくいですが、反対側から撮ってみました。
手前が洗濯場で奥が牛馬の水飲み場です。





このあたりは石葺きの屋根です。


道も石畳。


垣も石。


煙突も石。


石造りな上に歴史の重みで、ずいぶんと重厚な街並です。



覗いた庭が花盛りでした。



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