日本に帰っていました
紅葉にはまだ早かった今回の帰省ですが
すすきがわさわさと風に揺れている光景を何度も見ました。
金木犀の香りも懐かしかった。
去年は大きいお腹でこの香りを嗅いだのに
いまは横にちびがいる不思議。。
ずいぶんとご無沙汰しました。
ちびのお披露目がてらに日本にたっぷり滞在していました。
旅の前半は、旦那の母と叔母も一緒に。
念願の日本旅行が叶った義母はうれしそうでした。
（叔母は２度目）
義母と叔母は、スイス国内はもとより
サン・ジャックやエルサレムへの巡礼の道を歩いた人で
巡礼雑誌に特集されていた日本の巡礼道を
是非とも歩きたい！というのが、２人のたっての希望。
というわけで。
我々（ちび含む）日本到着３日目には熊野古道を歩いていました。
おかげで、昼間の太陽光と運動が効いたのか
全員、時差ぼけをひきずることなく過ごせました。
うちの母と弟夫婦も合流して
熊野古道の中辺路を歩きました。
雨が多いというイメージの熊野ですが
最終日以外はぴかーんと晴れて、ハイキング日和。
木立の中を歩くのがちょうどいいくらいでした。
最後は、昔ながらの温泉町の雰囲気のある
湯の峰温泉に泊まりました。
ここのお宿は、ドア（というか廊下に面した壁一面）が障子。
全部で４部屋のみの風情のあるお宿でした。
温泉で卵を茹でたりもして。
最終日は雨だったので、歩かずにバスに乗って
熊野神社（本宮大社）に参拝し
明治時代に水害で流されるまで本宮大社のあった
大斎原にも立ち寄りました。
大斎原は中州のようなところにあって
その河原はとにかくだだっぴろく、なにもなく
気持ちのいい場所で
みんなでお土産の石を拾ったりしながらたっぷり過ごしました。
あとは、義母と叔母だけで広島に行っている間のんびりして
京都で合流したり
私のおばあちゃんの家に行ってみたり
近所を散歩して駅前にある喫茶店でなごんだり
鳥羽の海女さんショーも見たりしました。
と、旅の前半は盛りだくさんだったので
義母と叔母が帰ったあとはほんとうにのんびり過ごしました。
京都にももう一度行って
アレクサンダーテクニークのレッスンを受けたり
久しぶりの友だちに会ったり。
大学時代から１０年くらい暮らした街なので
ゆっくり滞在できてうれしかった。
鴨川をてくてく歩いたときに１番「京都に来た〜」と感じました。
父の勤める農業高校の農産加工のクラスで
スイス料理を教えたりもしましたが
あとはたいてい散歩して過ごしました。
私の通った小中学校に散歩がてら行ってみたり
新しく出来たカフェに入ってみたり。
近所の山の中腹にあるお寺までの道で。
旅の後半には紅葉が少し始まって
小さい紅葉なんかが真っ赤に色づいていました。
心配していた飛行機の旅も無事にのりきり
幸いに、ちびも私も旦那もみんな元気に帰ってこれて
なにはともあれよかったよかった。
スイスの我が家に帰ってきたら
どこもかしこも紅葉＆落葉。
きれいな秋です。
ぼちぼちいこうと思います。
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