突然ですが・・・春です！
す、すみません。
前回の寒々しい記事から、ほんの一週間なのですが。。
先日からフェーンが吹いていて
気温が１５度前後まで上がり
どこもかしこも、春！ 春！ 春！！
ああ、めでたい！
春はなんてめでたい！
（うれしすぎて、いつもに増して心配な頭の具合です）
ちびと散歩に出かけたときに
なんだかやけに鳥が歌をうたってるな〜
カモたちも追いかけっこを始めたな〜
とは思っていたのです。
帰宅して、自分のダウンジャケットを脱いで
ちびの重装備を脱がせて、荷物を置いて
鳥たちのはしゃぎっぷりを思い返し
ふうん。。と
まだそれには早いんじゃないの？ と
ちょっと疑い深く思っていたのでした。
ところがところが。
その翌日からフェーンが吹いて気温が一気に上がり
しぶとく残っていた雪もどんどん溶け始めました。
雪が溶けてのぞいた地面には
もうプリーメル（西洋さくら草）が咲いていました。
ここは、いつも家から出かけるときに通る道のはたで
前日まで雪が残っていたのを目にしていたところなのですが
溶けたと思ったら花が咲いていて、びっくりしました。
雪で閉じ込められている地面は、意外にあたたかいのかな。
そういえば、この冬の初めに雪が降ったとき
ローズマリーの株が雪に埋もれてしまって
雪をはらって囲いをしようか、と旦那に相談したら
「雪で覆われていないと外気にあたって凍ってしまうよ」
と諭され、鉢を家の壁にぐぐっと近寄せるだけにしたのでした。
そのローズマリー。
ちょっと茶色くなったところはありつつも
しっかり生き残って、ただいま日光浴中です。
散歩道の池の氷も、ずいぶん溶けてきていました。
しかし、カモは氷の上。
そろそろつがいの季節になってきたのか
そこら中で追いかけっこが始まっています。
オスがメスをつついて、つつき返されて。
逃げられて、追いかけて。
割って入るものもあり、三つ巴、四つ巴（？）も。
去年の春に生まれた子ガモもしっかり成長して
この追いかけっこに混ざっているようです。
ようです、というのは、１年前に子どもだったのがどれなのか
さっぱり見分けがつかないくらいなのです。
たった１年なのに、もう一人前か〜
こちら、１歳と２ヶ月の我が家のおちび。
まだまだ私の手をしっかり掴んでいます。
暖かくなって地面も乾いてきたので、外歩きを始めました。
この日、初めて土の上を歩いたのですが
どうやら積雪の下でネズミがトンネルを作って活動していたらしく
地面がふっかふかで、大喜びしていました。
ひとつひとつ触って確かめて
ひとつひとつ指差して私にシェアして。
散歩は、じっくり、じっくり、進みます。
花も、飛行機も、街灯も、猫除けの機械も、犬のフンも、空き缶も
枯れ葉も、雪も、呼び鈴も、マンホールの穴から見える水も、草も
どれも等しく興味の対象です。
みっちりと調べあげ
ろうろうと感想を述べるちび。
（歌うように述べるので、ろうろうと、なのです）
我が家から１０メートルくらいの距離なのですが
私が宇宙に対していだいている好奇心よりも
数十倍強く熱い好奇心をほとばしらせています。
今日から明日にかけて雨の予報です。
フェーンが持ってきてくれた、先取りの春はひとまず終了。
また寒くなって、でもまた暖かい日がやってきます。
ええ、春ですから！
これはもう、春ですからね！！
（今回も、強く自分に言い聞かせております）
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