お休みのおしらせ
九月も後半に入りましたね。
こちらはもう「ざ・秋！」といった風情ですが
日本はまだ残暑のなごりが残っているのかな。
明日から日本に帰国するため
１０月１３日までお休みをいただきます。
ホームページの「ご予約・お問い合わせ」ページにも書きましたが
http://www.alexander-kumi.ch/alexander-kumi.ch/contact.html
この間、メールチェックのままならない毎日となります。
どうぞご了承ください。
さてさて。
話は変わって。。
これは、夕食後によく行く散歩道の折り返し地点。
牧草地とトウモロコシ畑の間の道をてくてく行くと
丘の中腹におおきなリンデンバウムの木がたっています。
木の根元にはベンチが置かれてあって
ベンチの背には
「愛する○○へ。あなたの△△より」と刻まれています。
もちろん、だからと言って△△さん専用のベンチなのではなく
誰でも座れるもの。
私たちも、ここでぷふ〜と一息つくのが恒例となっています。
こういうベンチ、こちらではよく見かけるのですが
どういう時にこれを贈るんだろう。。
そして贈ったあと、好きなところに置けるものなんだろうか。。
と不思議でした。
先日、旦那の叔父が６５歳の誕生日を迎えた際に
叔母がベンチを贈ったので
（もちろん甘い愛の言葉付き）
どんな手順を踏むものなのか、ちょっと聞いたところ
贈るのは、いつでも気が向いたときに。
節目の誕生日や、子どもが産まれたとき、結婚のときなんかに
贈ることが多いようです。
そして、置く場所ですが
もちろん好き勝手に置くことはできなくて
（自分の敷地内だったら別ですが）
その場所の持ち主もしくはコミュニティにお伺いをたてて
契約を交わすのだそう。
我々の休憩地点のこのベンチに座って上を見ると
わっさわっさと葉っぱが揺れています。
秋が深まると、この葉っぱも色づき
はらはら舞い落ちていくんだなぁ。。
雪景色の中でこの木を見るのも、もうすぐなのか。。
などとぼんやり考えたりしつつ
夕陽が落ちていくのを眺めて
本格的に暗くならないうちに家に帰る、というのが
我々のいつもの散歩道。
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