カモ生 なかなか熾烈。


いつもの散歩道。




土砂降りの土曜日は一日中家にいたので
昨日はお散歩に出てみました。


気温はぐぐっと下がっていて、風が冷たい。
太陽があたるとぽかぽかするのですが日陰に入ると寒かったです。





冒頭の写真の右の小さな池のはたでしばし休憩。
ベビーカーを木の下に停めて
ちびが木の葉っぱに見とれている間
私はぼーーーんやりしていました。


ちびは葉っぱがゆらゆら揺れているのが大好きで
いつまでもいつまでも口をぽかんと開けて見ています。


昔、ベビーカフェで働いていた際
おかあさんがトイレに行くときなんかに
代理であやしたり抱っこしたりしてましたが
「おかあさああああん!」とよく泣かれました。
そういうときは、すぐに植物のところに行って
風で揺れる葉っぱを赤ちゃんに見せて、しのいだものです。。







目の前にはこんな緑みどりな世界が。


ああ、どこまでもきれいじゃのう。。


とぼんやりしていたのですが
なんだかまわりが騒がしい。


カモがたいへん忙しい。




水面をてててーーーっと走るように進んだり
それを追いかけるのがいたり
ばたばた飛び立ってみたり
なんだりかんだり。


どうしたどうした。






このつがいの周りが騒がしいようです。



つがいの端に、4羽のオス。



この距離感。
おとなしくしているように見えますが
これはお互いの様子をうかがっているところ。




旦那がいたら、情感&共感たっぷりに
長々と解説してくれるところですが
ここは自分の観察&想像でいくしかありません。




他の4羽のオスたちはメスに近づきたがっているみたい。
つがいのオスはメスをかばっているような。。
というか、自分のポジションを他のオスに取られまいと
一生懸命メスの傍に陣取っているような。。




そういえば、以前ここを旦那と通りがかったときに
鳥のつがいについて話してくれました。


はたから見ると、仲睦まじくて微笑ましいなぁ
という雰囲気の鳥のつがいだけれど
実情はなかなかシビアで
メスが温めてる卵を調べると
つがいのオスの遺伝子をもつ卵だけとは限らないのだそうで。
つまり、他のオスの卵もしれっと生んでいるのです。


でも、つがいのオスはそれに気付かず
卵を温めていて一歩も動けないメスのために
せっせと餌を運びます。


メスはいろんな遺伝子を持った子どもを持つことができ
パートナーを見つけられなかったオスにも
遺伝子を残すチャンスがある。
もちろん、つがいのオスも遺伝子は残せるわけで
(餌をせっせと運ぶ重労働はありますが)
どちらさまもハッピーハッピーというわけなんだそうです。


よくできたシステムですなぁ。。




と思い出している間も
カモたちはたいへん騒がしい。




もしかすると、メスが上手く騙せなかったのかして
父親ポジションが空いてしまったのだろうか。
それで三つ巴ならぬ五つ巴になっちゃったのかな。



ドタバタやってるカモたちのそばには
まったく関係なさそうな顔で
気楽に泳いでるオスもいたりして。


もしかして、このオスがもともと父親ポジションにいたやつで
「オレ、気付いちゃったからね〜。餌は運ばないよ〜」と
独身貴族を謳歌しているんだろうか。




妄想だけが膨らみます。。



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