Wergensteinヴェルゲンシュタインへ


ヴェルゲンシュタインの教会の前にあった
カラフルなシュタインボック。


チューリッヒには、カラフルな牛がいますが
ここではシュタインボック(アイベックスとも言う、山ヤギ)。
このあたりがシュタインボック保護区だからでしょうか。






ヴェルゲンシュタインはグラウビュンデン州にある
小さな村、というか在所です。


チューリッヒからクールまで電車。
そこからポストバスに乗って
Zillisツィリスで1度乗り換えます。


ツィリスは山間の小さな村ですが
聖マルティン教会という12世紀に建てられた教会が有名です。
http://www.zillis-st-martin.ch/hauptseite.htm
天井一面にロマネスク様式の宗教画がひろがっています。
天井画は見るのが大変ですが、鏡も用意されているそうです。
(今回我々は素通り。。)



ツィリスからうねうねと山を登り
こんなカーブ、巨体のポストバスで行けるのか!?
というような道をどんどん進み
終点にあるのがヴェルゲンシュタイン。



おなじみ巨体ポストバス。
ベンツ製です。
スイスのポスト(郵便)カラーは黄色。





ヴェルゲンシュタインの公衆トイレ。
ドアにはロマンシュ語でトイレと書かれています。


そう、ヴェルゲンシュタインと聞けば
ドイツ語圏と思って当たり前なのですが
ここはロマンシュ語圏。
どうしてドイツ語の地名なのかは聞きそびれました。





capricornsという素朴なホテルに泊まりました。
http://capricorns.ch/



部屋からは、山やまやまな景色が見渡せます。



部屋に荷物をひろげて
ちびのおむつを替えたりなんだりしていると
「ちょっと散歩に行こうか〜」
と声がかかりました。
今回は旦那の職場の面々との旅行なのです。


スイス人の言う「ちょっと散歩へ」は
3年の年月をこの国で暮らすなかで
私の脳内で「ハイキング3時間コース」と
自動変換されるようになっていますから
よーしよし、と準備を整え
ちびに「ハイキングだよ〜」と声をかけて
いざ出発。





山は短い夏のまっただなか。
花がたくさん咲いていました。



虫たちも、蜜を集めるのに大忙し。



こちらも大忙し。
このシーズンにやっておかなければいけないことが山積みです。



そんな虫たちを狙って食虫植物も。
忙しそうに動いてはいませんが
こちらもシーズンなんでしょうね。





こんな谷川をいくつも見かけました。
どれもライン川に流れこむ、ラインの支流。


ライン川はこのあと
スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、ドイツ、フランス
の国境をするすると流れ
最後はオランダを通って北海へ。


長い旅路だなぁ。。



小川沿いには、かわいい休憩場もあって。





エーデルワイスを見つけました。



野生のものは初めてです。


興奮して、エーデルワイスの歌をうたっていたら
他のスイス人がぽかーーーーん。。


そういえば、このエーデルワイスの歌は
元ネタの映画サウンドオブミュージック共々
スイスでは知名度ゼロなのです。


第二次大戦が始まる頃のオーストリアの話でね
マリアっていうおてんばの修道見習いが
7人兄弟の家庭教師をやることになってね


と、ストーリーを説明しながら、てくてく。




で、気がついたら日はすっかり傾き
スタートから4時間が経過。


やれやれ。。






牧草地の向こうに見えた、崩れ落ちた教会。


こちらの建築は、壁が頑丈&屋根が簡単という造りなので
廃墟はこのような姿となります。
日本は、壁は簡単&屋根が頑丈ですよね。



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