我が家のお手当て 3


今朝、ちびと自分の着替えを終えて一階に下りていったら
窓の外にはもうお客様がきていました。


餌の位置をしっかり覚えたらしきアムゼル。
自分で雪を蹴散らして朝食をとっていました。






我が家の手当てシリーズ。
まだまだ続きます。


今日もお茶ネタなのですが、それには理由がありまして。。



医療費がバカ高い、ここスイス。
「お医者のドアを開けただけで2万円」などとと
冗談のように言われますが、実はこれ、冗談ではありません。


先日も、お友だちがご夫婦そろってノロウィルスに感染し
嘔吐&下痢が続いたので病院にかけこんで
2人部屋で寝て生理食塩水の点滴を受けたそうなのですが
そのお値段を聞いてびっくり!
な、なんと、日本円にして約25万円。。


ひえ〜〜!!


しかも保険会社が支払うのはスズメの涙の金額。
(このへんは契約内容によります。
 出産費用等、場合によっては全額負担のこともあります)


な〜の〜で〜


こちらの人は、体調を崩したらすぐ病院!ではなく
自分でハーブティを飲んで様子をみる、という段階をふみます。


なので、スーパーのティーバッグコーナーには
「風邪用」「腹痛用」「満腹用」「咳用」などのお茶が
ずらずらっと並んでいますし
薬局でも、症状別のお茶が売られています。
しかも、ちょっと濃いめに調合されているのか
スーパーのものよりも高めの価格。


お家に遊びに行って
「なに飲む〜? コーヒー、紅茶、ハーブティ・・」
と言われ
「ハーブティはなにがありますか?」
と聞くと
「ええと、カモミール、リンデンバウム、ペパーミント、
 レモンバーベナ、ローズヒップでしょ〜
 ヨギティもいろいろあるし〜
 先週は子どもが咳をしてたから、咳のお茶もあるわよ〜」
と、ハーブティの箱をどんどんタワーのように積まれたり
いろいろ詰め合わせた箱を差し出されたりすることが
わりと頻繁にあります。


「ちょっと食べ過ぎで胃が疲れてるんです」
とか
「昨日から喉が腫れてて」
とか
ぽろりと言おうものなら
「じゃあこれね」
と、びしりと処方されます。





というわけで。


やはり我が家もハーブティ天国ですし
まずはお茶で様子をみよう、というところから
手当てがスタートすることが多いので
今日もやっぱり、お茶ネタです。





リンデンバウム、菩提樹の花のお茶です。



リンデンバウムは鎮静作用。
熱のあるときによく飲みます。




リンデンバウムの花が咲くのは初夏です。



☆お茶
熱が出ているときは水分補給!と言われますが
そのときには是非このお茶を。


発汗作用があって、汗がみっちりと出ます。


また、神経がたかぶっているのを鎮めたり
感情が波立つのを静めたり、という効果もあることから
古くから夜眠る前に飲むのもいいと言われています。


が、利尿作用もあるんだな〜



☆入浴剤
花だけでなく、枝や葉っぱも一緒に乾燥させて布袋で包み
鍋いっぱいに沸かしたお湯に入れて煮出して
それを袋ごとお風呂に入れます。


たくさん汗をかいて、たかぶった神経を鎮め
ぐーっすり眠りましょう。






カモミール。



すでにバビロニアで薬草として利用されていたそうですから
かなり古い薬草のひとつです。


これまた、安眠、リラックス効果があって
日本でも眠る前にカモミールティを、と言われますが
うちではもっぱら消炎作用の効果を狙って、飲んでいます。



☆お茶
胃がムカムカするとき、吐き気があるとき
もしくは、吐いたあとで様子をみながら水分を取りたいときに。



☆傷に
お茶のようにいれて、切り傷や擦り傷の箇所に塗ったり
指のささくれをひっぱって赤く炎症になったりしたときには
小さいカップにいれたお茶にちゃぽんと指をつけたりしています。



☆おしりかぶれに
去年、ちびが下痢をした際に
おしりが真っ赤にかぶれてしまって
いつものカレンデュラクリームでもオイルでも追い付かず
赤くて痛そう・・となっていたときに
旦那が「カモミール尻風呂だな」と呟きました。


小さい洗面器にカモミール茶を用意して
ちょっとぬるいくらいに温度を調節し
ちびのおしりをちゃぽんとつけて、数秒。
ちびは、しみるのかちょっと泣いていましたが
「これでかぶれがよくなるんだよ〜」と言い聞かせました。


そのあとよく拭いて乾かして
カレンデュラオイルをたっぷり塗って
おむつをして、終了。


次におむつを替えたときに、赤みがずいぶんひいて
翌日には、ぷりぷりのきれいなおしりになっていました。



黄金セットです!


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