我が家のお手当て 5


先々週末のことですが、動物園に行ってきました。
このゴリラの親子のごろごろっぷりを見て
に、似てる・・・我々とそっくりだ! とおののいた私。




寒かったので、ペンギンたちもご機嫌で行進。
灰色のもさっとしたのがペンギンの子どもだそうで
大人と同じ大きさっぷりにびっくりしました。



快晴の空のもと、コウノトリが巣を整えています。
あのう、そのう、雪は邪魔じゃないんですかね?







さて、魔女お手当て、まだまだ続きます。



今回はジャガイモ。


イモ食いのスイスだけでなく
日本の家庭の台所にもたいていあると思われる
ごくごく普通のジャガイモをつかった、温湿布です。


咳が出ているときには胸にあてますし
お腹の調子が悪いときは、痛むところに
また、だるく疲れて調子がでないときは、腎臓にあてます。
飲み過ぎたあと、肝臓にあててもいいかもしれません。


旦那のお母さんは、中耳炎のときに耳にあててくれたそうです。








やり方はこれまた簡単。



皮付きのジャガイモを柔らかくします。
茹でても蒸してもいいです。


ガーゼをひろげて
柔らかくなったジャガイモを適量のせ
フォークなどで荒くつぶします。
つぶれたら、ガーゼをジャガイモの上で畳みます。
底の面のガーゼは一重にしておいてください。


キッチンクロスなどの、しっかりした布を
手の平サイズくらいのサイズに畳んだ上に
ガーゼにくるまれたジャガイモをのせます。


このとき、ガーゼが一重になっている底の面を上にします。


そして、ジャガイモがほどよく冷めて
手をあててもちょーっと熱いかな?くらいになったら
ガーゼが一重になっている面を肌にあてます。


肌→一重のガーゼ→ジャガイモ→畳まれたガーゼ→クロス
という順番になるはず。


最期に、クロスの上にタオルをかぶせて、出来上がり。




あとはゆーっくり寝てください。




熱さの加減は個人差がありますし
赤ちゃんの肌は大人よりも繊細で火傷しやすいので
様子をみながら、充分に気をつけてやってくださいね。
熱いから効く、ということではないようです。






やってみてびっくりしたのですが
これは冷めてからもじんわりと効く温湿布です。


日本の母のお手当てには「こんにゃく湿布」というのがあって
このジャガイモ湿布にそっくりなのですが
こんにゃく湿布は冷めたら速攻ではずすところが
ちょっと違うところ。







ちなみに。。
こんにゃく湿布のやり方です。


こんにゃくをぐらぐら茹でて、タオルでくるみ、肌にあてる。
こらえられるぎりぎりの熱さのところをあてるのがキモで
最初は4重くらいに巻いていたタオルを
冷めてくるに従って、一枚一枚はがしていく。


疲れたな〜というときに腎臓にあてたり
胃腸が弱ってるな〜というときに胃にあてたり
頻繁に登場するお手当てでした。






こちらではこんにゃくは貴重品!なので
手軽に手に入り、なおかつちょこちょこ古くなってしまいがちな
ジャガイモで温湿布ができて、うれしいです。




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