野草摘み 3

さぁて。
摘んできた野草は、種類ごとにわけて洗っていきます。


洗う際には、食用の重層を入れるとより安心。


ざぶざぶと洗います。



野草摘み&料理のうちで
一番大変で手間がかかるのが、この洗う作業。
こまかい汚れを落として
紛れ込んだ他の雑草をつまみあげて
小さく柔らかい野草を、ていねいにきれいにしていきます。


ただ、このお茶用の花は


洗ってしまうと、ほのかな甘みが飛んでしまうので
「熱湯を注ぐしね、大丈夫だよ」という野生児判断で
私たちは洗わずにお湯を注ぎ、ゆっくり抽出して
ごくごくと飲みました。


さてさて。
洗ったら、しっかりと水をきります。




そして、調理開始。


さんざん歩き回ったので
お腹ぺこぺこ、若干頭ふらふらという感じでしたが
分担してどんどん作っていきました。


クリームチーズと混ぜてクラッカーにのせて
スミレをあしらった前菜。


タンポポの若葉とオレンジ、リンゴのフルーツサラダ。



そして、ようやく野草のワンプレートが出来上がり。

右上が、タンポポの花と蕾入りのオムレツ。
その下がベアラオフのペストをのせた豆腐。
3種類のアマランサスと、触るとぴりぴりくる野草のリゾット。
左が、ぴりぴりくる野草をオリーブオイルで煮たものをはさんだ
オムレツ。
左上が、上で紹介したフルーツサラダ。


ワインで乾杯して、いただきます!


とっても美味しかったです。
そして、いつもの食事と比べて特別量が多いわけでもないのに
(日本の一人前では、もう物足りなくなってる私。。)
すぐに満腹になりました。
甘いものはけっこういくらでも食べれてしまうものですが
苦いものって、あんまりたくさん食べられないんですよね。
食べ過ぎて困っちゃうことの多い私と旦那は
なるほど、苦いものをメニューに入れたら
夢にまでみた〈腹八分目〉が実現できる!
と、ただいま実践中です。




【注意】
野草を摘んでお料理される際は
必ず、食用のものかどうか確かめてくださいね。
ベアラオフによく似てるけど食べると危険なものもあります。
詳しい人と一緒にどうぞ。